2021年1月29日月が獅子座で満月を迎えます。
この日の満月は、多くの惑星と重要な角度(アスペクト)を取っており、意味深さがうかがえます。
一般的な月の解釈としては、感受性やナイーブな面をあらわします。
それに加えて、私の月に関するイメージは、「ウソツキ」
信じてはいけない虚像として、扱う一面もあります。
そのあたりも合わせて星を読んでいきたいと思います。
満月in獅子座
今回の満月は、1月13日に山羊座で起きた新月でまいた種の形が見えてくるときです。
・社会のなかで新しく何かを始める
・新しいルールを決めていく
・誰かのせいにしない、自己責任が重視される
・モラルが問われる
山羊座の新月は社会の枠組み、ルールなど、『秩序』を象徴するものでした。
新月が種まきの日だとすると、次の満月は収穫のとき。
今回満月が起きる「獅子座」は、
寛大、リーダーシップ、権力、自己顕示、虚栄心、支配、力強さ
などをあらわし、まさに百獣の王ライオンらしく、誇り高く威厳のある星座です。
山羊座がらスタートした物語は獅子座で完結しましたので、
- 新しいルール、決まりごとが、社会的に確立した。
- 権力、支配力が新しい形として完成した。
このようなストーリーができあがりました。
ですが、月はウソツキとの解釈から、
ニセモノの権力、威厳が完成した。
と読めるのです。
しかも、このストーリーは、12月15日の日食から始まった壮大な物語の一章にすぎません。
本当の『THE END』は6月の日食あたりになるでしょう。
金星×冥王星
金星と冥王星が、コンジャンクション(0度)の角度を形成します。
コンジャンクションは、相互作用でお互いの星の特徴を最大限に活かしあいます。
金星は、強い感情、愛、美や快楽
冥王星は、極める、徹底的、破壊
この惑星同士が作用しあうと、
強い衝動から、今あるものを壊してでも、徹底的に愛するものや美や快楽を追求する。
という解釈になります。
太陽×木星
太陽と木星もコンジャンクションします。
太陽は、真我、バイタリティ
木星は、拡大、発展、幸運
などの意味を持ちます。
この二つの惑星が重なると、
エリアを広げながら発展していく。なにかをスタートし、社会的な成功を目指す。
という意味に捉えることができます。
月×太陽・火星・木星・土星・天王星
今回の満月は、太陽と4つの惑星から影響を受けます。
水瓶座♒に滞在している太陽、木星、土星と向き合い、
牡牛座♉に滞在している火星、天王星から強い刺激をうけます。
ホロスコープを見ると、赤い三角形が作られているのが分かります。
この三角形を『Tスクエア』といい、ハードでエネルギーが強い配置になります。
つまり、今回の満月は多方面から強烈なパワーを受けることになります。
ニセの権力である月が、
風の時代を象徴する、『平等、調和』の部屋の水瓶座の星たちと真剣に向き合うことを余儀なくされ、
『資産や物質』の部屋である牡牛座から、湧き上がる変革の風潮を無視できなくなる。
とても大きな、社会の節目となることは、間違いないでしょう。
まとめ
2021年1月29日に月が獅子座で満月を迎えました。
獅子座の月は、ハリボテの権力や支配力にグサグサ厳しい目が向けられ、変化せざるを得なくなるでしょう。
風の時代に移った今、時代はすでに、新体制に向かっています。
激しくぶつかり合いながら、乗り越えていくときです。